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革製品の手入れ

革靴の毎日の手入れでやるべきたった1つの習慣とは?【劣化を防ぐ】

革靴の毎日の手入れ
革靴の劣化をできるだけ防ぎたい!毎日やった方が良い手入れ方法って何?これだけはやるべきというケアを知りたい!

こんな疑問にお答えします。

「革靴の手入れ方法」についてネットで調べると・・・
あまりのも多くの情報が出てきて混乱しちゃいますよね。

革靴職人やプロの修理屋の手入れ方法を見てしまうと、あまりにもやることが多すぎる!
逆に何をすれば良いのか分からなくなってしまいます。

そこで、革製品にハマって早10年以上の僕が長年の経験からおすすめしたい
「これだけは絶対にやるべき!」
という、たった一つのお手入れ習慣をご紹介します。

さっそく結論ですが

やるべきたった一つのお手入れは「ブラッシング」です!
えっ!?革クリームのケアの方が大切じゃない?

なんて思われたかと。
実は、革靴のお手入れにおいて「ブラッシングの習慣」ほど重要なケアはありません。

革靴をできるだけ劣化させずに、キレイな状態で長持ちさせることができる秘訣と言ってもいいくらいです!

そこで本記事では、革靴の手入れで、毎日やるべき習慣のブラッシングについて詳しく解説していきます。

革靴の毎日の手入れでやるべき習慣はブラッシング!【劣化を防ぐ】

革靴の手入れでもっとも重要なブラッシング
一つ質問をさせてください。
「あなたは革靴を履いた日、帰宅してからどうしてますか?」

まさか、脱ぎっぱなしで玄関に放置・・・

なんてこと、してないでしょうか。

エイボン
実は以前の僕も、脱ぎっぱなしでした・・・

これをやってしまうと、革靴の劣化が早まって一気に寿命を縮めてしまいます。
せっかく買った革靴が、長持ちしないのも当然なんですよね。

なぜなら、超重要なお手入れができていないから!
それが「ブラッシング」です。

革靴のお手入れ方法は色々ありますが
「毎日でもやるべき習慣が、馬毛ブラシでのブラッシング」なんですね。

たかがブラッシングと思っている方は、その効果についてぜひ知っておきましょう!

毎日のブラッシングのお手入れによる効果は想像以上

ブラッシングの効果
以前の僕は、ブラッシングを完全にナメていました。

エイボン
たかが革表面のホコリを落とす程度でしょ?

なんて、間違った考え方をしていたんですね。
革靴にとって、どれだけブラッシングが重要なケアかをご紹介します。

革靴を劣化させる最大の原因は乾燥!

革靴の劣化原因は「乾燥」です。

油分や栄養が抜けてしまうと、革靴の表面がヒビ割れしたり
ボロボロと皮剥けして革靴はダメになってしまいます。

乾燥を引き起こすのがホコリやチリ

乾燥を引き起こすのが、皮表面に付着したホコリやチリ、そして砂汚れなんですね。

革靴を履いていれば、チリや砂汚れは必ず付着してしまうものです。
下駄箱内にしまっていても、ホコリはついてしまう。

ホコリやチリが付着したままだと、劣化が早まる

ホコリや汚れが付着したまま、革靴を放置しておくとどうなるか?

革の水分や油分を奪い取ってしまうんです。
すると、革の潤いがどんどん失われて乾燥が進んでしまいます。

革靴の劣化が早まって、ダメになってしまうわけです。
そこで重要になってくるのが、毎日のブラッシング!

毎日のブラッシングが革靴の劣化を防ぐ!

ブラシでホコリを取って「見た目を綺麗にする」のも大切な革靴のケアです。

しかし、それ以上に!
「革の潤いを守って劣化を防ぐ!」という重要な効果がブラッシングにはあるんですね。

革クリームで潤いを補給する前に、潤いを奪われないためのブラッシングが革靴を劣化させないためには必須のケアとなります。
エイボン
革靴が劣化してから、慌ててクリームを塗っても時すでに遅し・・・

毎日でもやるべき手入れとして「ブラッシング」をご紹介してきましたが。
逆に、頻繁にやる必要のない手入れもあるので注意が必要です。

革靴の手入れで毎日やる必要がない2つのこと

革靴の毎日のお手入れ
やり過ぎは逆効果になる!

様々な場面で言われるフレーズです。
革靴の手入れにも当てはまるんですね。

頻繁にやる必要のない革靴の手入れ2つ

  • クリーナーを使って汚れを落とす
  • 革クリームで潤いと栄養を補給する

この2つのケアは、数ヶ月に一度で十分!
油分や栄養の与え過ぎは、革を劣化させてしまう原因になるからです。

初心者の方ほど手入れをやり過ぎてしまう

初心者の方ほど、頻繁にやり過ぎてしまうんですよね。
革靴のお手入れとなると、革クリームをイメージされる方が多いですから。

エイボン
昔の僕も革クリームの使い過ぎで、革を痛めてしまった苦い経験があります。
少しの汚れが気になって、すぐクリーナーで拭き取る。
「クリームはつければつけるほど効果がある!」と勘違いをしてたっぷり塗ってしまう。

その結果、油分が白く浮き出てしまってシミのようになってしまいました。

エイボン
いま思えば、ブラッシングで十分に対応できたレベルの汚れだったんですよね。
日頃からブラッシングを習慣にしておけば、大掛かりな手入れは頻繁にする必要がなくなる

例えば、普段から小まめに部屋掃除をしておけば、大掃除って頻繁にする必要はないですよね。

革靴のお手入れにも同じことが言えます。
ブラッシングを日頃から習慣にしておくことで、頻繁にする必要がないお手入れがあります。

クリーナーやクリームを必要以上に使わなくても、革靴を健全な状態に保てるわけです。
簡単なブラッシングの習慣で、革靴の劣化は防げるんですね。

ブラッシングを習慣化するコツはシンプル!

革靴のブラッシングを習慣にする
ブラッシングを習慣化するコツはズバリ

ブラッシング以外はしない!

いきなり断言していますが、これが僕が習慣化したコツでした。

エイボン
面倒くさがりな僕が習慣化するには、どれだけ作業をシンプルにするかが重要だったんです。
革靴の手入れを義務にしてしまうと続かない

革靴の手入れは凝りだしたら大変です。
あれもこれもと、やる事はいくらでもあります。

僕自身、一時期かなり革製品の手入れにハマった時期がありました。

エイボン
プロの方達の真似をして、道具もたくさん揃えましたね。

その分、どんどん作業が増えていったんです。

最初は楽しかったですし、のめり込んでいったんですが・・・
次第に多くの手入れが「やらなくてはいけない」といった義務になっていきました。
革靴の手入れを難しく考えすぎると、結局やらなくなってしまう

義務になってしまうと、そこには楽しい気持ちが失われます。
本来楽しいはずの革製品のお手入れが、辛いものになってしまったんですよね。

作業が増えて面倒だと感じてしまうことが、お手入れをサボってしまう原因です。

週末の時間のあるときにでもまとめてやるか〜

なんて考えて、結局は革靴を放置してしまう・・・
以前の僕も「一度にまとめてしっかり手入れしよう!」なんて考えでやらずじまいでしたから。

革靴の手入れをもっとシンプルに考えて楽しむことが大切

毎日の手入れなんて、ブラッシングのみでOKなんです。
というか、重要なケアであるブラッシングをすれば十分すぎるくらい!

余計なケアまで考える必要はなく、ブラッシングのみだと気軽にササっとできます。
革靴が簡単に綺麗になるので、やり終わったあとに達成感があって嬉しいんですよね。

玄関のすぐ手に取れる場所に「馬毛ブラシ」を置く!

これがめちゃくちゃ大事です。
下駄箱の扉を開いたらすぐに取れる!というのもダメ

扉を開くという余計な動作が含まれています。
習慣化するには、こんなちょっとした動作ですら障害となりますからね。

エイボン
玄関にいったらパッとすぐにブラシが取れる!これが超重要!

そうすれば

  • 出かけるときに軽くブラッシング
  • 帰宅したとき、脱いだついでにブラッシング

いちいち「ブラッシングしよう」なんて思考することなく、自然にできるようになります。

一足、1〜2分もあればササっと終了!
こんな簡単な習慣ですが、革靴を長持ちさせるための秘訣となっています。

革を劣化させてしまう原因となる、ホコリや砂汚れが溜まる隙を与えないわけですから。
ブラッシングの習慣を継続すると、格段に革靴が長持ちするようになりました。

余談ですが、お気に入りの馬毛ブラシがあると、革靴ケアのテンションも上がって習慣しやすいです。僕は長年「コロニルの馬毛ブラシ」を愛用しています。

【買って良かった】コロニル馬毛ブラシのレビュー!実際に使ってみた評価を紹介の記事内で、僕が愛用している馬毛ブラシを詳しく紹介しているので良ければ参考にしてみてください。

まとめ:革靴の毎日の手入れでやるべきは「ブラッシング」

以上「革靴の手入れ方法で、毎日やるべき習慣はブラッシング!」についてご紹介してきました。

ブラッシングは、簡単でシンプルな手入れです。
にもかかわらず、革靴の劣化を防いで長持ちさせるのにとても重要となるケア。

例えば、月に数回ジムで徹底的に運動するより、毎日軽い運動を習慣にする方が身体の調子を保つことができます。

革靴のお手入れにも、同じことが言えるんですね。
革クリームを使っての徹底的なケアよりも、毎日のブラッシング習慣がどれほど革靴の状態を健全に保つことができることか。

そして何より
大切な革靴をブラッシングするのって、革を育てている感じがして楽しいんですよね。

「革靴の手入れを面倒な作業」
とは考えずに、ぜひ楽しんでほしいです。

今日からブラッシングを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

この記事が、少しでも大切な革靴のケアにお役に立てれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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