
こんな疑問にお答えします。
結論から言うと、買って良かったです!
ちなみに、最近買ったばかりの適当なレビューではありません。
10年以上もコロニル馬毛ブラシを使い続けています。
まさに「コロニル馬毛ブラシ」のヘビーユーザーなわけですが。
そんな僕が長年実際に使ってきた、リアルなレビュー評価をしたいと思います。

目次
コロニル馬毛ブラシのレビュー!評価できる5つのポイント
革製品にハマって早10年以上が経ちます。
これまでたくさんの馬毛ブラシを使ってきました。
その中でも一番のお気に入りが「コロニルの馬毛ブラシ」です。
新しく買い換えるときも、迷わず選んでしまうほど。
使い続けているのには、ちゃんと理由があります。
僕自身がずっと愛用していて、評価している5つのポイントを解説していきますね。
コロニル馬毛ブラシが評価できる5つのポイント
- 天然馬毛がビッシリ!毛の密集度が高い
- 大きさが丁度良くて、しかも握りやすい!
- しなやかな天然馬毛だから革にダメージを与えない
- 手頃な値段なのに高級感がある
- 革のプロからも信頼される老舗ブランド
順番に見ていきましょう。
(1)天然馬毛がビッシリ!毛の密集度が高い
まず最初にお伝えしたいポイントがコレ!
写真を見ていただければ分かる通り、馬毛がビッシリ!
密集度が高いほど、しっかりとブラッシングができます。
適当なブラシを買ってしまうと、毛がスカスカなんですよね。
そんなんでは、ホコリや汚れを払い落とすことができません。
床おホコリやチリをきちんと掃除できないですよね。
馬毛ブラシも一緒。
ブラッシングの質に直結するのが、まさに馬毛の密集度なわけです。

安いブラシだと、毛がすぐに抜けてしまうんですよね。
雑な作りの馬毛ブラシだと、毛が抜けて買ったことを後悔しまくります。
すぐにスカスカになって、使い物にならなくなる。
作りがしっかりしている証拠。
信頼して使い続けています。
(2)大きさが丁度良くて、しかも握りやすい!
馬毛ブラシを選ぶさいには「ある程度の大きさがあるブラシ」をおすすめします。

などと昔の僕は考えて
「小さめのブラシ」を買ったことがありますが・・・
結果は失敗でした。
というのも、馬毛ブラシはコンパクトなサイズにするメリットがほとんど無いんですよね。
それに握りやすさがすごく重要!
手よりも少し大きいくらいのサイズが握りやすく、ブラッシングがしやすいです。
写真を見ていただければ、握った感じが分かっていただけると思います。

大きさに加えて、持ち手にもブラッシングしやすい工夫がされています。
木製の持ち手には、ブラッシングがしやすいように2つの加工がされています
下記の加工があるブラシとないブラシとでは、ブラッシングのしやすさが変わります!
- 指にフィットする、ちょうどいいサイドの窪み
- 握ったとき手になじむ、適度な反り返し
写真のとおり、サイドの窪みに指がちょうどフィットします。
この窪みがあるのとないのとでは、ブラッシングのさいに大きな違いがでるんですね。

かまぼこ板みたいに何の加工もされていない持ち手だと、ブラッシングがめちゃくちゃやりづらいんですよね。
写真だと分かりづらいんですが。
持ち手が少しカーブして反り返っています。

微妙な差に思えますが、実際にブラッシングをすると違いが分かります。
ハンドルタイプよりも握るタイプのブラシが使いやすい!
馬毛ブラシには、ハンドルがついているタイプの商品もあります。

と思って買ったことがあるんですね。
実際に使い比べた結果・・・
握るタイプのブラシの方が、ブラッシングしやすいです。
握るタイプの方が「ブラシを横にしてスライドさせる動き」が断然やりやすい!

ブラッシングの効果と効率を考えると、この差はかなり大きいんですよね。
(3)しなやかな天然馬毛だから革にダメージを与えない
コロニル馬毛ブラシは、使われている馬毛の評価が高いです。
Amazonレビューなどでも、多くの方が高評価のポイントとしてあげています。
実際に使っていると実感として分かりますね。
弾力性のある「品質の高い天然馬毛」が豊富に使用されています。
そのため、安心して大切な革製品に使えるんですよね。

デリケートな革製品のお手入れに使うのなら、やはり天然素材を使いたいですね。
しなやかな天然馬毛なら、革にダメージを与えず優しいブラッシングができます。
(4)手頃な値段なのに高級感がある
手頃な値段なのに、作りがしっかりしています。
リーズナブルなのに
- 馬毛がしっかりしている
- 木製の持ち手に質感がある
そのため、安っぽく見えません。
一本一本がハリのあるしっかりとした馬毛で、しかも毛量がビッシリ!
毛先が綺麗に揃っているのも良いです。

木製の持ち手も丁寧に加工されています。
安いブラシにありがちな雑な作りが一切ありません。
個人的には持ち手に埋め込まれたシルバーのロゴも気に入っています。
(5)革のプロからも信頼される老舗ブランド
コロニルは、1909年に誕生。
100年以上も歴史がある老舗レザーケアブランドです。
コロニルの商品がよく置いてあるんですよね。
プロの方達からも評価が高く、信頼されているメーカーの商品なんだと分かります。
革製品の手入れにハマりだした頃。
馬毛ブラシ選びに迷っていました。
そんな時です。
よく利用していた靴の修理屋さんのオーナーに

と聞いたところ
すすめられたのが「コロニルの馬毛ブラシ」でした。
さっそく買って、使い始めたのを覚えています。
それから10年以上も愛用し続けることになるんですが。
いまの自分が、当時の自分から同じ相談をされても
「コロニルの馬毛ブラシ」をすすめますね。
それくらい「間違いのない馬毛ブラシ」として、安心してすすめられるからです。
僕なりのコロニル馬毛ブラシの使い方を紹介

と言われたら、確かにその通り。
特別なテクニックがいるわけではありません。
ブラッシングのコツといば
ブラシを押し付けて、毛を寝かせない。
毛先を垂直に当てて、ブラッシングする。
あとは
横にスライドさせるのではなく。
縦にスライドさせて、広い面積でブラッシングをする。
この2つのポイントをおさえるだけで、かなりブラッシングの効率がアップします。

もちろん、ホコリや汚れ落としは大切なケアです。
ですが、もう1つおすすめしたい馬毛ブラシの使い方があるんですね。
革のお手入れの質が、ワンランクアップします。
革クリームを塗ったあとのブラッシングが超おすすめ!
この工程を加えるだけで、仕上がりがほんと綺麗になります。
僕たち素人が革製品のお手入れをするさい、仕上がりに差がつく重要なポイントだと思います。

以前は、革クリームを塗ったあと「乾いた布やクロス」で磨き上げることしかしていませんでした。
ブラッシングの一手間を加えることで、仕上がりが一段と綺麗になることに感動しましたね。
ブラッシングで一体何がそこまで変わるのか?
革クリームを上手に塗るコツ。
それは「少量のクリームをできるだけうすく伸ばすこと」です。
僕は布でクリームをうすく伸ばして塗るのが苦手でした。

そんな悩みを一気に解決してくれたのが
ブラッシングでクリームを馴染ませるテクニックです。
馬毛ブラシを活用することで圧倒的に楽に!
そして綺麗に!
革クリームを伸ばすことができるようになりました。
「革クリームの扱いが、どうも上手くできない」
「うすく均一に塗るのが苦手だな」
といった以前の僕のような方はぜひ!
革クリームでのケアにも、馬毛ブラシを活用してみてください。
靴クリームをなじませて塗り込むために「豚毛ブラシ」がすすめられていることが多いです。僕は専用に「豚毛ブラシ」は買っていません。使い分けるのが面倒なので、普段使いのホコリ落としに使う馬毛ブラシを併用しています。豚毛ブラシは毛が硬いので「革を傷つけてしまいそうで嫌だな」というのも理由です。
まとめ:品質とコスパを求めるなら「コロニル馬毛ブラシ」がおすすめ
以上、コロニル馬毛ブラシのレビュー!実際に使ってみた評価をご紹介してきました。
最後にもう一度まとめておくと
コロニル馬毛ブラシが評価できるポイント
- 天然馬毛がビッシリ!毛の密集度が高い
- 大きさが丁度良くて、しかも握りやすい!
- しなやかな天然馬毛だから革にダメージを与えない
- 手頃な値段なのに高級感がある
- 革のプロからも信頼される老舗ブランド
この5つがおすすめする理由であり、僕自身が10年以上もずっと愛用している理由でもあります。
ブラシを買い換える時は、迷わずに「コロニルの馬毛ブラシ」にしちゃいますからね。
革製品の手入れを自分でするようになった当初は

なんて思っていました。
大切なのはクリーム!だと考えていたんですよね。
ブラッシングって地味ですし。
「たかがホコリを落とす程度でしょ」なんて重要性に気づけていなかった。
「クリームで栄養を与えるのが革製品の手入れだ!」っていうイメージが強かったですね。
でも、まったく違いました。
革製品のお手入れは「馬毛ブラシで始まって、馬毛ブラシで終わる」と言われるほどです。
それくらい革製品のお手入れにおいて「基本的なケアであり、最重要なケアでもある」んですね。
【初心者必見】革靴のメンテナンスはブラッシングのみでも十分!3つの理由で解説の記事ではブラッシングの重要性を詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてみてください。
馬毛ブラシは、革製品の質を高めてくれる重要な道具です。
革靴はもちろん、革バッグやレザージャケットなど全ての革製品のケアで活躍してくれます。
革製品は長いあいだ良い状態で使えてこそ、理想的な風合いに仕上がっていくものです。
きれいな状態で、ずっと使い続けるためにも馬毛ブラシでしっかりとケアをしてあげましょう。