シーリングライトの丸形蛍光灯をLEDに変えたいです。照明器具をそのまま使っても大丈夫ですか?
こんなお悩みを解決します!
本記事で解決できるお悩み
- 丸形蛍光灯をLEDに変えても大丈夫なのか?
- 丸形蛍光灯をLEDに変える際の注意点
- LEDシーリングライトの選び方とおすすめ製品
「分かりやすく解決」するので安心してください!
シーリングライトの丸形蛍光灯が切れてしまったとき
これを機にLEDに変えたい!
って考えちゃいますよね。
しかし
そのまま交換して大丈夫?
照明器具ごと買い替えないといけないのか?
と迷ってしまいます。
そこでこの記事では
丸形蛍光灯をLEDに交換する際のポイントや注意点と解説します。
さらに、LEDシーリングライトに買い替えた場合のメリットや選び方についても詳しく説明していきますね。
丸形蛍光灯をLEDに変えても大丈夫なのかは、現在使っている照明器具によります!

シーリングライトの丸形蛍光灯をLEDに交換する場合
照明器具を「そのまま使えるかどうか」は状況によります。
具体的には、以下の3つの方法があります。
丸形蛍光灯をLEDに交換できる?照明器具の種類を確認しよう!
丸形蛍光灯をLEDに交換する前に、まず「現在使っている照明器具の種類」をチェックすることが重要です。蛍光灯器具は、主に以下の3種類に分けられます。
蛍光灯器具の主な3種類
蛍光灯の種類 | 特徴 | LED交換の可否 |
---|---|---|
グロー式(スターター式) | 点灯時にカチカチと音がする。グロー球(点灯管)がついている。 | グロー球を外せばLEDに交換できることが多い。 |
ラピッド式 | グロー球がなく、スイッチを入れるとすぐ点灯する。 | LED化は難しい(対応LEDがほぼない)。 |
インバーター式 | 点灯が速く、ちらつきが少ない。「インバーター」と記載があることが多い。 | LED化が困難。器具ごと交換が推奨。 |
つまり、「グロー式」であれば比較的簡単にLEDへ交換できますが、「ラピッド式」や「インバーター式」の場合は、照明器具ごと交換するのが一般的に推奨されています。

我が家のケースだと、2000年代以降に買ったシーリングライントなのでLED化が難しい「インバーター式」でした。
インバーター式の照明器具は、丸形蛍光灯をLEDに変えても大丈夫なのか?


インバーター式の蛍光灯器具を使っている場合
LED蛍光灯への交換は難しいケースがほとんどです
その理由は以下の通りです。
インバーター式でLEDに交換できない3つの理由
- 安定器(インバーター)の影響
インバーター式の器具には高周波で動作する安定器が内蔵されています。この安定器は蛍光灯には必要ですが、LEDには不要であり、逆に点灯を妨げたり、ちらつきを引き起こす原因になります。 - 対応LED製品が少ない
市場に出回っている丸形LED蛍光灯の多くは、グロー式に対応しているものが主流で、インバーター式専用のものは非常に限られています。 - 配線工事が必要になる
インバーター式をLED対応にするには、安定器を取り外し、直接電源をLEDに接続する配線工事が必要です。この作業は専門的で、自分で行うのは危険を伴います。
なぜいま、照明器具ごとLEDに交換するべきなの?
近年、蛍光灯の生産が終了しており、今後の交換用蛍光管の入手が難しくなっていきます。
そのため
照明のメンテナンスが困難になり、いずれはLEDへの移行が避けられません。
LEDシーリングライトに切り替えることで、省エネ・長寿命 といったメリットを得られるだけでなく、将来的な交換の手間やコストを大幅に削減できます。



今後のことを考えると、早めにLED照明への切り替えを検討するのがおすすめです。
結論:インバーター式なら、LEDシーリングライトに買い替えたほうが簡単でお得!
インバーター式の器具をそのまま使い続けるより、LEDシーリングライトに買い替えるほうが圧倒的にメリットが多いです。
LEDシーリングライトのメリット
- 簡単な取り付け
ほとんどのLEDシーリングライトは、引掛シーリング対応で、工具不要で取り付け可能です。 - 省エネ性能
LEDは蛍光灯に比べて消費電力が半分以下。電気代の節約に繋がります。 - 長寿命
LEDの寿命は約10年とされており、交換の手間が大幅に減ります。 - デザイン性
最近のLEDシーリングライトは薄型でスタイリッシュ。部屋の印象を大きく変えることができます。
LEDシーリングライトの選び方とおすすめ製品


LEDシーリングライトに買い替える際は、以下のポイントを参考にしてください。
選び方5つのポイント
- 部屋の広さに適した明るさを選ぶ
部屋の広さに合った明るさ(ルーメン値)を選ぶことが重要です。- 6畳:3,000lm
- 8畳:4,000lm
- 10畳:5,000lm
- 調光・調色機能
明るさや光の色を調節できるタイプは、リビングや寝室などで特に便利です。 - リモコン操作の有無
リモコン付きの製品なら、手元で簡単に操作ができ、便利です。 - デザインとお手入れのしやすさ
薄型でフラットなデザインのものはホコリが溜まりにくく、掃除も簡単です。 - 省エネ機能
人感センサーやタイマー機能が付いていると、より効率的に使用できます。
おすすめのLEDシーリングライト
- アイリスオーヤマ「調光・調色モデル」
コストパフォーマンスが高く、機能も充実しています。 - パナソニック「AIR PANELシリーズ」
スタイリッシュなデザインで、光が広範囲に広がります。 - NEC「HotaluX(ホタルクス)」
目に優しい自然な光で、読書やリラックスタイムに最適です。 - 日立「ラク見え」
見やすさを重視した光設計で、高齢者にもおすすめです。



コスパ重視ならアイリスオーヤマ一択。調光・調色機能も充実していて、迷ったらこれで間違いなし。
結論:丸形蛍光灯をLEDに変える際の注意点


- グロー式(スターター式)なら、グロー球を外すだけでLEDに交換できる可能性が高い。
- ラピッド式やインバーター式の場合は、LEDへの交換が難しいため、器具ごとLEDシーリングライトに交換するのが最も簡単で効果的。
「丸形蛍光灯をLEDに変えても大丈夫?」と迷っている方は、まず器具の種類を確認してください。もし「インバーター式」の場合、買い替えたほうが経済的で便利です。
LEDシーリングライトなら、省エネ・長寿命で手入れも楽。部屋をより明るく快適にするため、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
LED選びで迷ったらコレ
蛍光灯が一瞬ついてすぐ消える問題が発生したときは、蛍光灯が一瞬ついてすぐ消える原因とは?をご覧ください。

