レザーのメンテに使う布なんて「何でもいい」と思っていませんか?
- 使い古した布
- 着なくなったTシャツ
などを使われている方が多いのではないでしょうか。
以前の僕も
[st-kaiwa1]「革用クロス」なんて、わざわざ買う必要ないでしょ[/st-kaiwa1]
なんて思っていました。
がしかし!
一度「革用ポリッシングクロス」を使ったら、考えが一変しました。
何これ!めちゃくちゃ良い!
使い古した布とは大違い!
大袈裟ではなく
レザーメンテの質が上がったことに感動したんです。
本記事では、実際に使ってみて分かった
レザーのメンテにおいて「革用ポリッシングクロス」の必要性とおすすめする理由について詳しく解説していきます。
レザーメンテに「革用ポリッシングクロス」は必要!
[st-kaiwa2]レザーのメンテに使う布は何がいいの?革用ポリッシングクロスが売られているけど、本当に必要なのか知りたい![/st-kaiwa2]
昔の僕も同じ疑問を持っていたので
ズバリ!お答えしたい。
なぜここまで断言できるのか?
その理由は、レザーメンテのために作られた「適した布」だからです。
以前の僕は、レザーメンテに「適した布」がどれほど素晴らしいものなのかを知らず
愚かにも「適さない布」を使ってメンテをしていました・・・
レザーメンテには布を必ず使います。
とはいえ
一言に「布」と言っても、様々な種類の「布」がありますよね。
以前の僕が使っていたのは、使い古した適当な布です。
まさにレザーメンテに「適さない布」
固くて目のあらい布でした。
そんな布でレザーを強くこすってしまうと
- レザーの表面を傷める原因
- 汚れをレザーの奥へ押し込んでしまい、しつこい汚れの原因
など、レザーに負担をかけてしまいます。
そこで!
なぜなら、レザーの性質を考えられて作られた布だからです。
つまりレザーメンテに「適した布」
デリケートなレザーにも安心して使えますし。
しかも使い捨てではなく機能的です。
実際に革用ポリッシングクロスを使うようになって違いを実感。
「さすが革用に作られたクロス!」って感動しました。
使ったみたからこそ分かった
おすすめしたいポイントを3つを紹介していきますね。
革用ポリッシングクロスをおすすめしたい3つのポイント
適当な布とは違うな!
と特に実感したのが下記になります。
- 日頃のレザーメンテの質が上がる
- レザークリームを塗ったあとの仕上げに違いが出る
- 一枚あればレザーのメンテに幅広く活用できる
以上がおすすめしたい3つのポイント。
順番に見ていきますね。
(1)日頃のレザーメンテの質が上がる
布を変えただけで「メンテの質が上がる」なんて大袈裟に聞こえますが事実なんです。
ここで1つ質問をさせてください。
「レザーのメンテで重要となるケアは何だと思いますか?」
- クリーナーを使って「汚れを落とす」ことでしょうか・・・
- レザークリームで「栄養を補給」することでしょうか・・・
この2つをイメージされがちですが、実は違うんです。
レザーのメンテにおいて重要となるのが
その理由を解説します。
レザー製品を使っていると、自然とホコリやチリが付着します。
「たかがホコリ」なんて甘く考えてはダメ。
ホコリやチリは、レザーの大切な油分を吸ってしまうんですね。
つまり劣化の原因。
ホコリやチリが付着したまま油分が吸われ続けたレザーは、ヒビ割れを起こしたり表面が乾燥してボロボロになってしまいます。
劣化してから慌ててクリームを塗っても回復はあまり期待できません。
日頃からこまめに乾拭きをすることで、ホコリやチリの付着を防ぐことが大切なんです。
乾拭きはホコリやチリを防ぐだけではありません。
レザーには本来、油分が含まれています。
乾拭きをすることで、レザー内部の油分が表面に浮き出てくるんですね。
レザー内の油分が染み渡ることで、表面に潤いを補給できるわけです。
この効果ってすごく無いですか?
乾拭きを甘く見てはいけないですよね。
このように「日頃からこまめに乾拭き」をすることで、レザーを健やかな状態に保てるわけです。
以前は、古くなったタオルをよく使っていました。
ある時、革用ポリッシングクロスを一度使ってみたところ、違いを実感したんですね。
何がそんなに違うのか?
写真を見ながら比較していきますね。
[ 左が使い古したタオル 右が革用ポリッシングクロス ]
タオルは目があらくて、布にしっかりとした厚みがありません。
一方、革用ポリッシングクロスは
- 目が細かくて、布の密度が高い
- フワフワっとしていて、適度な厚みがある
- なめらかな質感で、革を磨くという感覚がある
作りからして大違い!
タオルだと「ゴシゴシ擦っている」という感覚です。
革用ポリッシングクロスだと、無駄な摩擦がなくて「磨いている」という感覚になります。
革表面のホコリや汚れをしっかりチャッチしてくれるんですね。
目のあらい布だと、何回もゴシゴシ拭かないと汚れが取れません。一方で目の細かい布なら、一発で汚れをしっかり拭き取ることができます。
これと同じことが、革のお手入れでも言えるんです。
革用ポリッシングクロスで「革を磨く」という感覚を一度味わうと、癖になってしまいます。
大事にしている革靴や革バッグを、つい磨いちゃうんですよね。
[st-kaiwa1]艶が出て、革が生まれ変わったように元気になるのが嬉しくて嬉しくて。[/st-kaiwa1]
適当な布から革用ポリッシングクロスに変えたことで、レザーメンテの質が上がったのを実感しています。
専用クロスを使うようになってから、よくレザーアイテムを磨くようになりました。
特に手で触れる革製品を「革用ポリッシングクロス」で磨くのが大好きですね。
- 革財布
- 革製のカードケース&キーケース
- レザーのスマホカバー
これらは手垢や手の脂が常についている状態。
そのため放置してしまうと、見た目が黒ずんで汚くなりやすいです。
そこで、革用ポリッシングクロスの登場。
ササっと磨くだけで、レザーの表面が磨かれてピカピカになります。
日頃から乾拭きする習慣がついたおかげでしょうか。
レザーアイテムが綺麗な状態で長持ちするようになりました。
[st-kaiwa1]よく手にする革小物が綺麗になると嬉しくて、磨くのが楽しみになっちゃうんですよね。[/st-kaiwa1]
お気に入りの大切な革製品があるなら、ぜひ試して見てください!
(2)レザークリームを塗ったあとの仕上げに違いが出る
次に大きな違いを実感したのが
レザークリームを塗ったあとに磨き上げるときです。
目が細かくて、布の密度が高い「専用ポリッシングクロス」のおかげですね。
「仕上り」がほんと綺麗になります。
実際に仕上がりの差を見ていただきましょう。
- 古くなったタオルで磨いた場合
- 革用ポリッシングクロスで磨いた場合
順番に写真でご紹介しますね。
上の写真は、古くなったタオルで磨いた革靴です。
良く見ると「こすった線」のような拭き跡が残ってしまっています。
タオルの荒い繊維が、革表面を擦ってしまって綺麗なツヤが中々でません。
「十分きれいでしょ」と言われたらそうなんですが。
この後の革用クロスの仕上がりを見てください。
違いに納得していただけると思います。
こちらが、革用ポリッシングクロスで磨いた革靴です。
レザーの表面に綺麗なツヤがでていますよね。
タオルだと少しボヤけていたレザーの表面ですが
革用クロスだと光をきれいに反射しています。
目が細かく、繊維の密度が高い革用ポリッシングクロスだからこその仕上がりです。
ツルツルと滑るような感覚で磨き上げることができるので気持ちい良いんですよね。
レザーはツヤの出かたが少し違うだけでも、仕上がりの印象がかなり変わってきます。
[st-kaiwa1]実際は写真以上に違いを実感できますよ[/st-kaiwa1]
(3)一枚あればレザーのメンテに幅広く活用できる
レザー製品全般のメンテに大活用してくれるのが、革用ポリッシングクロスです。
一枚あるだけで、かなり重宝しています。
僕はもっているレザー製品の全てに使っていますからね。
ざっとあげると
- 革財布
- 革のキーケース
- 革バッグ
- 革靴
- レザージャケット
- スマホのレザーカバー
- 革ベルト
日頃の乾拭きやクリームの仕上げに活躍しまくりです。
レザーメンテには無くてはならない必須アイテムとなっています。
メンテは面倒な作業・・・
なんて以前は思っていたんですが。
[st-kaiwa1]革用クロスで磨くのが楽しくなってから、レザーメンテにハマり出しました。[/st-kaiwa1]
個人的に好きなレザーメンテがあります。
時間が空いた時に「革財布」や「スマホのレザーカバー」を革用ポリッシングクロスで優しく磨くことです。
よく手に持つアイテムがツヤツヤになると嬉しいんですよね。
乾拭きするだけで、見違えるようにレザーにツヤが出ます。
それが嬉しくてつい磨いてしまうんですよね。
レザー小物を入れている引き出しには、サッと磨けるように革用ポリッシングクロスを一緒に入れています。
[st-kaiwa8]たかが革用クロスに、なにを熱く語っているの?[/st-kaiwa8]
なんてツッコミを入れられそうですが 笑
色々と書いてきましたが、一番言いたかったのは
かもしれません。
あなたも大切な革製品を磨く楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。
革を育ててる!という感覚にハマると楽しいですよ!
ちなみに、僕はこんな風に使っています。
僕なりの革用ポリッシングクロスの使い方を紹介
簡単に言ってしまえば
レザーメンテのとき「布」を使うケースでは、すべて革用ポリッシングクロスを使っています。
ケアの内容によって、特別に布の種類を使い分けたりはしていません。
ってか、革用ポリッシングクロスならほぼ全ての用途に対応できるので。
基本的な使い方は4つになります。
革用ポリッシングクロス4つの使い方
- 日頃の乾拭き
- クリーナーを使った汚れ落とし
- レザークリームの塗布
- レザークリームを塗ったあとの仕上げ
順番に見ていきましょう。
(1)日頃の乾拭き
このケアがレザーには超重要です。
革用ポリッシングクロスを一番使うのが「日頃の乾拭き」ですね。
[st-kaiwa1]レザーを綺麗に長持ちさせたいなら、日頃の乾拭きが命ですから![/st-kaiwa1]
馬毛ブラシで簡単に表面のホコリを落としたあと。
革用ポリッシングクロスで磨くだけで、レザーにツヤが出てピカピカになりますよ。
(2)クリーナーを使った汚れ落とし
乾拭きでは対処できないしつこい汚れが着いてしまうときがあります。
そんなときは革用のクリーナーの出番です。
適量のクリーナーをクロスにとって、レザーの表面を優しく拭き取ります。
[st-kaiwa1]ちなみに、クリーナーを使った汚れ落してでも「布の質」が重要になるんです。[/st-kaiwa1]
古いタオルなどを使うと、クリーナーの水分を吸い込んでしまうんですね。
そうなると汚れが落しずらい!
何度もクリーナーを付け足す必要が出てきますから。
革用ポリッシングクロスを使えば、そんな苦労はいりません。
なぜなら、水分を吸い込みにくいので汚れ落としがスムーズにできますから。
革用クロス最高!
(3)レザークリームの塗布
レザーに栄養を補給したいときはレザークリームを使用します。
2ヶ月に一度くらいの頻度ですね。
クロスに少量のレザークリームをとります。
できるだけうす〜く伸ばすのがコツ。
ここでも古いタオルを目の敵にしてしまいますが。
古いタオルを使うと、クリームの水分も吸い込んじゃうんですね。
[st-kaiwa1]水分を吸い込む布だと、レザーメンテはほんと苦労が増えます。[/st-kaiwa1]
何回もクリームを付け直さなければならなくなってすごく面倒・・・
手間がかかって、しかも上手く塗れないんですよね。
革用ポリッシングクロスだと、クリームを伸ばしやすくて作業が捗ります。
タオルに比べたら格段に!
革用クロス最高!とここでも叫んでおきます。
(4)レザークリームを塗ったあとの仕上げ
仕上がりの違いに関しては、先ほどご紹介しましたが。
革用ポリッシングクロスで磨きあげると、レザーが潤ってツヤツヤになります。
[st-kaiwa1]レザーメンテ作業の中で嬉しい瞬間が、仕上げの磨き上げですから![/st-kaiwa1]
レザーを育てるな!という充実感がたまりません。
休日の趣味が「レザーメンテ」になっていくキッカケとなりましたね。
まとめ:レザーのメンテには革用ポリッシングクロスを使おう!
以上、レザーのメンテにおいて「革用ポリッシングクロス」の必要性とおすすめする理由をご紹介してきました。
最後に、さらっとおさらいをしておくと
革用ポリッシングクロスをおすすめする3つの理由
- 日頃のレザーメンテの質が上がる
- レザークリームを塗ったあとの仕上げに違いが出る
- 一枚あればレザーのメンテに幅広く活用できる
仕上がりの違いは大きなメリットですが。
個人的には「レザーを磨く」という感覚を得られるのが嬉しいです。
古くなったタオルや適当な布だと「レザーを磨いている!」という感覚がないんですよね。
それだと作業をしていて、あまり楽しくありません。
革用ポリッシングクロスのツルツルと滑らせるように磨き上げる感覚は気持ちが良いんです。
一度味わってしまってからは、適当な布でレザーを磨くことがなくなるほど。
大切なレザー製品を綺麗に磨き上げたい!
綺麗な状態で長持ちさせたい!
そんな風に思う方はぜひ「革用ポリッシングクロス」を一度試してみてください。
レザーのメンテに必要な道具に関しては【初心者向け】はじめてのレザーメンテにおすすめの道具セット3選!の記事内で詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。
ご覧いただきありがとうございました。